日本スピッツってどんな犬?性格やしつけ、価格まとめブログ

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犬と猫とスキーが大好き。 ドッグトレーナー資格を持ち、 「犬の教科書をつくろう」の編集部員として執筆中!

日本スピッツの概要・歴史

日本スピッツ
日本スピッツは、1920年頃にシベリアを経由し、中国から日本に渡った大型のジャーマンスピッツが起源だといわれています。その後、カナダ、アメリカ、オーストラリア、中国などから輸入されたスピッツの子孫に改良を重ね、戦後JKCによってスタンダードが確立されました。人気が出て、乱繁殖を繰り返すうちに、無駄吠えするうるさい犬、というイメージがついてしまいましたが、最近では性格も改良され、無駄吠えも減ってきています。

日本スピッツの性格

日本スピッツ 性格
日本スピッツの性格は、改良されて温和になりました。人懐っこく、好奇心は旺盛で、無邪気な性格です。飼い主さんにはとても甘えん坊のようです。でも、神経質だったり、人見知りだったりする部分は残っています。自分の家ではちょっとした物音にも反応しますので、番犬としての役割は果たします。

日本スピッツの種類(色やタイプ)

日本スピッツは純白の毛色が特徴です。首の回りや胸、尻尾の毛は長くふさふさとしています。

日本スピッツの値段・価格相場

日本スピッツ 価格
日本スピッツは、15万円~25万円で価格で販売されていることが多いようです。月齢や血統、顔つきなどで価格が上下します。

日本スピッツのしつけのしやすさ

日本スピッツ しつけ
日本スピッツは一時の大ブームの際、うるさい犬というレッテルを貼られてしまいましたが、その後長い時間をかけて改良され、温和で利口な犬種となりました。とはいえ、神経質な部分が完全に消失したわけではないので、子犬の頃からの社会化とトレーニングは必須です。飼い主に従順な性質ですので、しつけにはそれほど苦労しないでしょう。

日本スピッツの寿命

日本スピッツの寿命は、11~13歳くらいといわれています。重大な遺伝的疾患の発症は少ないようです。

日本スピッツの飼いやすさ

日本スピッツ 飼いやすさ
日本スピッツは、改良され飼いやすくなりました。昔のうるさいイメージとは違って、温和で遊び好き、飼い主さん大好きな可愛らしい性格です。感覚が鋭く、神経質な部分はありますので、子犬の頃から色々な場所へ連れていき、色々な人や犬に会わせ、色々な経験をさせて社会化につとめ、トレーニングを怠らないことが大切です。

日本スピッツのブラッシングや抜け毛などの処理

日本スピッツ 抜け毛
日本スピッツは純白の被毛がシロクマのようで可愛いと人気です。このダブルコートの被毛はよく抜けますので、毎日のブラッシングは欠かせません。密集して生えた毛が絡まって蒸れてしまうと皮膚疾患にもつながります。純白の被毛を美しい状態に保つためにも、月に1回はシャンプーしてあげましょう。

日本スピッツの散歩

日本スピッツ 散歩
日本スピッツは活発な性格ですので、お散歩でストレスを解消させてあげるのは大切なことです。毎日30分以上はお散歩や運動をさせてあげましょう。

日本スピッツの室内で飼うにあたって気になること

日本スピッツは室内で飼うのに適した犬種ですが、分厚い被毛は特に換毛期にはよく抜けます。お掃除しやすい環境にしておくと楽です。日本スピッツは四肢が細いため、高い所からジャンプしたりするのはあまり得意ではありません。ソファやテーブルの高さや、床にクッション材を敷くなどして注意してあげましょう。

日本スピッツの子犬の時の大きさや体重

日本スピッツ 大きさ
日本スピッツの子犬は、生後3か月で約3kg、生後4か月で約4kg、生後5か月で約5kgまで成長します。

日本スピッツの成犬の時の大きさや体重

日本スピッツの成犬のサイズは、体高30~38cm、体重5~11kgです。個体差が結構あり、ポメラニアンのように見える子や、サモエドのような子までいるようです。

日本スピッツの吠え声の大きさなど

日本スピッツは吠えないように改良されましたが、他の犬種同様、全く吠えない、というわけではありません。高く響く声で吠えますが、最近は室内での飼育が一般的になってきたため、あまり気にならなくなったのかもしれません。番犬にしない場合は、子犬の頃から、家族以外の人や自宅への訪問者などに慣らし、吠えなくてもいいということを理解させてあげましょう。

日本スピッツの餌について

日本スピッツ 餌
日本スピッツは、体の大きさに個体差があるため、それぞれの適正なフードの量を把握して給餌することが大切です。体重が一般的な数字より少ないから、と大量にフードを与えて肥満にしてしまうと健康上よくありません。純白の被毛は涙焼けすると目立ちます。涙焼けもフードを変えると改善することがありますので、その子に合ったフードを見つけてあげましょう。

日本スピッツのかかりやすい病気

日本スピッツ 病気
日本スピッツには遺伝的にかかりやすい疾患というものはありませんが、脚が細いため膝蓋骨脱臼が起こりやすい傾向です。また、豊かな被毛は美しいのですが、皮膚疾患が起こりやすい犬種です。皮膚炎の予防のためにも、普段からこまめにブラッシングを行い、皮膚の状態を観察しておきましょう。

日本スピッツってどんな犬?まとめ

日本スピッツ 飼い方
日本スピッツは、かつての大ブームの乱繁殖が原因で、うるさい、と敬遠されてしまうようになりました。その後のブリーダー達の尽力で、温和で人懐っこい性格の家庭犬として生まれ変わり、じわじわと人気が復活してきています。日本原産の真っ白フワフワで可愛らしい姿を、あちこちで見かけるようになったら嬉しいですね。

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