シーズーの性格・しつけ・飼いやすさは?値段相場はいくら?

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犬と猫とスキーが大好き。 ドッグトレーナー資格を持ち、 「犬の教科書をつくろう」の編集部員として執筆中!

シーズーの概要・歴史

シーズーは元々、中国の宮廷で愛された犬です。チベットのラサ・アプソと、中国のペキニーズをかけあわせてできました。西太后の時代に、特に寵愛されたといいます。中国ではその後の革命によって絶滅寸前まで追いやられましたが、革命前にヨーロッパへ持ち出された一部のシーズーから、世界中へ広がったと言われています。

シーズーの性格

フレンドリーで人懐こい性格ですが、喜怒哀楽は割とはっきりしています。プライドが高く、頑固な面もありますので、相手によっては吠えかかることもあるようです。

シーズーの種類(色やタイプ)

長く、密ですが、巻いてはおらず、アンダーコートも豊富です。毛色はあらゆるカラーが認められています。からまりやすいので、こまめにブラッシングしてあげたいですね。毛を伸ばす場合は、頭頂部で結んであげると、被毛を美しく保てますし、食事の時や目の保護という意味でもワンちゃん自身が快適ではないでしょうか。

シーズーの値段・価格相場

シーズーの価格相場は、ブリーダーからの購入で10万円~20万円、ペットショップからの購入ですと20万円~25万円位です。血統や、性別、人気や流行の毛色等によって価格は上下します。メスのシーズーは大人しくて飼いやすいと人気があり、オスよりも高価になる傾向があるようです。

シーズーのしつけのしやすさ

感情表現が豊かで、飼い主さんにはよく懐きますが、プライドが高く、頑固な一面もあります。でも攻撃的ではなく、物覚えもよいのでしつけは難しくはありません。仔犬の頃から主従関係をはっきりと教えてあげることで、シーズーが混乱することなく安心して飼い主さんと暮らせます。

シーズーの寿命

シーズーの平均寿命は、14~16歳といわれています。シーズーのご長寿記録は23歳だそうです。

シーズーの飼いやすさ

よく懐き、利口で物覚えがよく、攻撃性がなく、お年寄りや子供とも仲良くできますので、飼いやすい犬種といえます。毛も抜けずに伸びるので、お部屋の掃除もそれほど大変ではありません。

シーズーのブラッシングや抜け毛などの処理

シーズーは独特の臭いがする、という人がいます。耳が垂れ耳なこと、顔の被毛に汚れがつきやすいことなどが原因です。月に1~2回のシャンプーで汚れを取り除いてあげるといいですね。からみやすい毛質ですので、被毛を長く伸ばしたい場合は、結んでおいてあげると毛のもつれや汚れを予防できます。短くカットするとお手入れは楽になりますが、やはり毎日のブラッシングは必要です。スリッカーブラシで優しくブラッシングしてあげましょう。

シーズーの散歩

シーズーは小型犬ですが、1日1~2回、各30分ほどのお散歩が望ましいと言われています。運動だけではなく、日光浴や気分転換の意味もあるので、ストレスを溜めないためにも毎日してあげたいですね。

シーズーのトリミング

一般的に多いのは、バリカンで短く刈り揃えるサマーカットです。短吻種で、体温調整があまり上手ではないといわれるシーズーですので、年間を通じてサマー・カットにしている飼い主さんも多いようです。フルコートは床まで伸ばした被毛が優雅で美しいシーズーならではのスタイルですが、ブラッシングや、ペーパーを使ったラッピングなど、日ごろから手をかけてあげる必要があります。

シーズーの室内で飼うにあたって気になること

抜け毛はそれほどありませんが、独特の体臭がありますので、シャンプーで清潔に保ってあげましょう。また、暑さにはとても弱いので夏場は冷房で25℃前後の室温を保ってあげたいですね。

シーズーの子犬の時の大きさや体重

ペットショップやブリーダーで取引されることの多い3か月位の月齢のシーズーで、およそ1.5kg位の大きさで、8か月になるころには、ほぼ成犬サイズにまで成長します。

シーズーの成犬の時の大きさや体重

シーズーは小型犬の中ではサイズに個体差が大きい種類ですので、一概にはいえませんが、一般的にはシーズーの成犬の大きさは、体高は約20~28cm、体重は約5~8kgです。

シーズーの吠え声の大きさなど

シーズーはあまり吠えない犬として有名です。自分の飼い犬の鳴き声を聞いたことがない、という人もいるくらいですが、全く吠えないというのは珍しいことかもしれません。何かを要求して吠えることが多いですが、シーズーの鳴き声は低く、あまり響かないともいわれています。

シーズーの餌について

シーズー用のドッグフードは色々な種類のものが販売されていますが、共通しているのは被毛や皮膚、目のケアに欠かせない栄養を含んでいることです。寒い場所で作られた犬種ですので、日本の気候は少し苦手な部分もありますので、良質なドッグフードでカバーしてあげたいですね。

シーズーのかかりやすい病気

シーズーに多いのは垂れ耳に多い外耳炎、小型犬に多い気管虚脱、短吻種に多い熱中症、眼圧が上がってしまう緑内障などです。日ごろからの観察を欠かさず、異常を感じたら早めに動物病院で診察を受けましょう。

シーズーの性格・しつけ・飼いやすさは?値段相場はいくら?犬の特徴まとめ

丸い顔とくりくりの目、モフモフの毛と愛らしいルックスで長い間一定の人気を保っているシーズーは利口で物覚えもよく、鳴き声もうるさくないので集合住宅での飼育にも向き、とても飼いやすいワンちゃんです。カットも色々なスタイルがありますので、試してみてはいかがでしょうか?

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