犬の脂漏症の症状と治療法【獣医が解説】脂漏症が治ったシーズーの紹介
脂漏症の概要 脂漏症は皮膚の角化が正常に行われなくなることによって起こる病気で、皮膚のベタつきまたは多量の乾燥したフケを伴う痒みを呈する病態です。脂漏症は続発性脂漏症と原発性脂漏症(特発性脂漏症)に区別され、一般的には続…
脂漏症の概要 脂漏症は皮膚の角化が正常に行われなくなることによって起こる病気で、皮膚のベタつきまたは多量の乾燥したフケを伴う痒みを呈する病態です。脂漏症は続発性脂漏症と原発性脂漏症(特発性脂漏症)に区別され、一般的には続…
犬のマラセチア性皮膚炎・外耳炎の概要 マラセチア性皮膚炎・外耳炎はマラセチアという名前の酵母型真菌感染によって引き起こされる皮膚炎です。特に犬の皮膚感染においては、Malassezia pachydermatisという種…
犬の糖尿病とは 哺乳類の血糖値は通常食後に増加し、膵臓ランゲルハンス島の内分泌細胞から分泌される「インスリン」によって調節されています。 しかしなんらかの原因でインスリンが分泌されない、またはインスリンの受容体(ホルモン…
犬のクッシング症候群の概要とホルモン調節 クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)とは、副腎から分泌される「コルチゾール」というホルモンの分泌過剰により生じる内分泌疾患です。 副腎は両方の腎臓の頭側にある1-2cm程の臓器…
犬の膵炎とは? 膵臓は消化酵素を十二指腸に分泌し食物の消化を助ける機能と、インスリンなどのホルモンを分泌する機能を合わせ持つ臓器です。この消化酵素を持った膵液がなんらかの原因で活性化され、膵臓自体の細胞に炎症が生じた状態…
犬の皮膚病についての概要 犬の皮膚病は動物病院で最も一般的に認められる疾患であり、その内容は感染性、ホルモン性、免疫介在性など非常に多岐に渡ります。また、体表ということもあり飼い主様が一番発見しやすいことも特徴的です。今…
アレルギー性皮膚炎の概要と種類 アレルギー性皮膚炎とは原因となるアレルゲン(食物、ダニ、花粉など)に対し、I型(即時型)または IV型(遅延型)アレルギーを示す皮膚疾患の総称です。 犬におけるアレルギー性皮膚疾患で主要な…
アトピー性皮膚炎の概要 アトピー性皮膚炎とはアレルギー性皮膚疾患の一つで、環境中の物質(アレルゲン)に対し主にI型(即時型)アレルギー反応を起こす疾患です。症状の発現には遺伝的・環境的素因が関係していると考えられています…