ジャーマンシェパードドッグの性格・しつけ、注意する病気や価格相場は?

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犬と猫とスキーが大好き。 ドッグトレーナー資格を持ち、 「犬の教科書をつくろう」の編集部員として執筆中!
うたパパ
今回はジャーマンシェパードドッグの紹介です。
ジャーマンシェパードドッグは一度に多くの仔犬を産む犬種です。ジャーマンシェパードドッグはとても賢く運動神経も良い素晴らしい犬種ですが、成犬になった時の行動や性格は、受け継いだ遺伝子や母犬、飼い主の育て方で大きく変わってくるので、ジャーマンシェパードドッグを飼いたい方は、ブリーダーがどんな環境で育てているのかを慎重に確認する事をおすすめします。

昔は、ロングヘアードのジャーマンシェパードドッグも存在しましたが、今はショーで承認されているのはショートコードのみです。
ドッグショーで承認される毛色は、黒&タン、黒&グレー、ソリッドブラックになります。

世界中で多くの人が愛する犬種、ジャーマンシェパードドッグについて詳しく見ていきましょう!

ジャーマンシェパードドッグの概要・歴史

ジャーマンシェパードドッグ 歴史
ジャーマンシェパードドッグは、19世紀の後半、ドイツの山岳地帯の牧羊犬をもとに、軍用犬を目指して作出された、比較的新しい犬種です。頭の良さ、身体能力、忠誠心と、理想を求めて改良された犬種で、現在では警察犬や介助犬、作業犬などとして様々な分野で活躍しており、人間社会にとって重要な存在のオールマイティドッグです。

ジャーマンシェパードドッグの性格

ジャーマンシェパードドッグ 性格
ジャーマンシェパードドッグは、知能が高く、子犬の頃から比較的落ち着いています。安定した性格で、賢く、状況判断する能力に長けています。警戒心が強い面があり、初対面の人に対しては様子を見てからでないと親しげに振舞うことはないようです。大胆で勇敢な性格なので、堂々と落ち着いており、飼い主には忠実で愛情深い犬種です。

ジャーマンシェパードドッグの種類(色やタイプ)

ジャーマンシェパードドッグ 色
ジャーマンシェパードドッグの毛色の種類は、ブラック&タン、ブラック、こげ茶から明るい茶色までのブラウン、イエロー、ウルフと呼ばれるグレーなどがあります。被毛の長さに、短めのシュトックハールと、たてがみや尾に飾り毛が入るやや長毛のラングシュトックハールがあります。

ジャーマンシェパードドッグの値段・価格相場

ジャーマンシェパードドッグ 価格
ジャーマンシェパードドッグの子犬の値段は、20万円~30万円くらいで販売されることが多いようです。血統によっても価格は変動します。成長してはいますが、訓練を施してから販売されているジャーマンシェパードドッグもおり、子犬と同じ位の価格で販売されています。

ジャーマンシェパードドッグのしつけのしやすさ

ジャーマンシェパードドッグ しつけ
ジャーマンシェパードドッグは、優れた頭脳で物覚えもよい犬種です。その頭の良さゆえ、トレーニングは高レベルで行うことになり、訓練する人間も経験と時間と体力を必要とされますので、初心者には難しい犬種ともいえます。ジャーマンシェパードドッグは、きちんとトレーニングすることを前提としてつくられた犬種だともいわれています。

ジャーマンシェパードドッグの寿命

ジャーマンシェパードドッグ 寿命
ジャーマンシェパードドッグの平均的な寿命は、9歳~13歳くらいといわれています。大型犬の寿命としては平均的な寿命です。

ジャーマンシェパードドッグの飼いやすさ

ジャーマンシェパードドッグ 飼いやすさ
ジャーマンシェパードドッグは、使役犬として有名な万能犬ともいえる犬種ですが、身体が大きく、力も強いため、きちんとコントロールできるように訓練をしてから飼育することが前提となります。待て、や、つけ、ができないとお散歩もままなりません。正しいトレーニング方法を理解した、体力や時間に余裕のある人向きの犬種です。

ジャーマンシェパードドッグのブラッシングや抜け毛などの処理

ジャーマンシェパードドッグ 抜け毛
ジャーマンシェパードドッグは、ダブルコートの被毛をしています。抜け毛は多い犬種ですので、普段からブラッシングの習慣をつけておきましょう。換毛期には特に大量に抜けますので、ブラッシングに加え、シャンプーで不要な毛を流すのもいいでしょう。

ジャーマンシェパードドッグの散歩

ジャーマンシェパードドッグ 散歩
ジャーマンシェパードドッグは、筋肉質でパワフルな犬種です。走るのも速く、ジャンプ力もあり、運動能力に優れています。必要とする運動量も多くなりますので、毎日1時間以上の散歩を2回はしてあげましょう。

ジャーマンシェパードドッグの室内で飼うにあたって気になること

ジャーマンシェパードドッグを室内で飼育する場合、夏季は熱中症に注意が必要です。エアコンで快適な温度・湿度の維持をします。換毛期には毎日掃除しても追いつかないほどの抜け毛に悩まされることも多いようです。掃除しやすい環境にしておくとよいのですが、フローリングは滑りやすく、特に大型犬は加齢に伴い関節の負担が大きくなるため、滑りにくい床材が適しています。

ジャーマンシェパードドッグの子犬の時の大きさや体重

ジャーマンシェパードドッグ 仔犬
ジャーマンシェパードドッグの子犬の体重は、生後2か月で4~5kgくらい、生後4か月で12~14kgくらいまで成長します。血統によって大きさに違いがありますので、親犬のサイズが参考になるでしょう。

ジャーマンシェパードドッグの成犬の時の大きさや体重

ジャーマンシェパードドッグの成犬のサイズは、体高55~65cm、体重22~40kgです。雌雄差や個体差が比較的大きい犬種です。

ジャーマンシェパードドッグの吠え声の大きさなど

ジャーマンシェパードドッグは、身体が大きく、吠え声も大きい犬種です。知性が高く、落ち着いた犬種ですので無駄吠えは社会化やトレーニングによって防ぐことができます。

ジャーマンシェパードドッグの餌について

ジャーマンシェパードドッグ ドッグフード
ジャーマンシェパードドッグは、胃捻転を起こしやすい傾向があります。ドッグフードは消化のいいものを、一気食いさせないよう、頭をあまり下げないで食べられる台に乗せて与え、食事後すぐの運動は避けるようにしましょう。

ジャーマンシェパードドッグのかかりやすい病気

ジャーマンシェパードドッグ 病気
ジャーマンシェパードドッグのかかりやすい病気は、胃捻転、熱中症、大型犬に多い股関節形成不全や膝関節形成不全、関節炎、遺伝病の膵液分泌不全などがあります。

ジャーマンシェパードドッグってどんな犬?まとめ

ジャーマンシェパードドッグ 画像
ジャーマンシェパードドッグは、人間社会において色々な仕事を任された、能力や忠誠心が高い、優れた万能犬です。でも、それもトレーニングされていることが前提です。日々の生活の中で頭や身体を使って、楽しく学びながら優れた能力を十分に伸ばしてあげたい犬種です。

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