チャイニーズクレステッドドッグの性格、しつけ、飼い方は?注意する病気か価格相場

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フレンチブルドッグ「うた」の飼い主で本メディアの管理人。 フレブルというトラブルの多い犬を育てながら、困った時にネットで検索するも、どのサイトも同じ事しか書いておらず、あまり役に立たない事に気づきました。そこで、犬を飼っている方、獣医さん、ドッグトレーナーといった犬との触れ合いがある方だけで、犬の飼い主にとって本当に役立つ情報を発信したい!という想いで「犬の教科書を作ろう」を発足。
うたパパ
チャイニーズクレステッドドッグってどんな犬?

チャイニーズクレステッドドッグは無毛種と被毛のあるパウダーパフの2種類がいます。
暑さにも寒さにも弱いので飼い主のケアが必要になります。

我が家のフレンチブルドッグも、暑さにも寒さにも弱い犬種ですが、
夏も冬もエアコンはずっとつけっぱなしで温度調整には気を配っています。

もともと無毛の犬種というのは、被毛のある犬種に比べて繁殖が難しいと言われています。
その為、無毛の犬に遺伝子的にも丈夫なパウダーパフを交配させる事で、チャイニーズクレステッドドッグの存続が保たれています。

チャイニーズクレステッドドッグは、日本ではあまり見かけないかもしれませんが、
実は中国原産種である証明をする記録がないなど、謎も多い古代犬ですので、この機会に触れてみてください。

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チャイニーズクレステッドドッグの概要・歴史

チャイニーズクレステッドドッグは、名前から中国原産の犬と思ってしまいますが、実は、中国、メキシコ、アメリカ、アフリカ、トルコなど、原産国には諸説あり、詳しいルーツはわかっていない犬種です。メキシコで飼育されていた無毛の食用犬の末裔がチャイニーズクレステッドドッグで、チワワの祖先犬だといわれていましたが、DNAの研究が進むと、アフリカ原産のバセンジーが近縁だとわかってきました。名前は「中国のとさか犬」を表し、清朝時代の男性の頭髪に姿が似ていることからだと考えられています。

チャイニーズクレステッドドッグの性格

チャイニーズクレステッドドッグ 性格
チャイニーズクレステッドドッグの性格は明るく、遊び好きで陽気な犬です。飼い主には従順で甘えん坊、愛嬌を振りまきますが、内弁慶な面もあり、知らない人に対しては臆病で引っ込み思案、吠えたてたり飼い主の陰に隠れてしまうこともあるようです。

チャイニーズクレステッドドッグの種類(色やタイプ)

チャイニーズクレステッドドッグ パウダーパフ
チャイニーズクレステッドドッグには、へアレスタイプとパウダー・パフタイプがあり、パウダー・パフタイプは全身にシルキーな被毛が生えています。へアレスタイプは頭部だけ、もしくは足先や尾の先など、被毛の色や生え方のパターンは色々です。いずれもカラーバリエーションとしては、いかなる色でも、コンビネーションでも許容されています。

チャイニーズクレステッドドッグの値段・価格相場

チャイニーズクレステッドドッグ 価格相場
チャイニーズクレステッドドッグの価格は、10万~25万円くらいです。月齢や血統によって価格は変わりますが、チャイニーズクレステッドドッグでは、パフタイプよりもへアレスタイプの方が人気が高く、価格も高めの傾向のようです。

チャイニーズクレステッドドッグのしつけのしやすさ

チャイニーズクレステッドドッグ しつけ
チャイニーズクレステッドドッグは、マイペースでプライドが高く、頑固な面もあるため、しつけには根気が必要です。飼い主には従順ですので、犬と人との信頼関係、主従関係をしっかりと築くことでしつけもしやすくなるでしょう。

チャイニーズクレステッドドッグの寿命

チャイニーズクレステッドドッグ 寿命
チャイニーズクレステッドドッグの平均的な寿命は、13~15歳くらいだといわれています。小型犬としては、平均的な寿命といえます。

チャイニーズクレステッドドッグの飼いやすさ

チャイニーズクレステッドドッグは、飼い主によくなつき、愛情深く一緒にいることを好みますので、犬と一緒に過ごせる時間をたくさん作ってあげられる人に向いている犬種です。被毛が少ない分、外気の影響を受けやすく暑さ寒さが苦手です。また、ケガもしやすいため、温度管理や洋服を着せるなど、こまめにケアしてあげる必要もあるでしょう。

チャイニーズクレステッドドッグのブラッシングや抜け毛などの処理

チャイニーズクレステッドドッグのお手入れは、へアレスタイプの被毛部分やパウダー・パフタイプは他の長毛犬と同様にブラッシングを行います。へアレスの皮膚部分はシャンプーと保湿が基本的なケアとなります。皮膚に合うシャンプーを使用するようにしましょう。

チャイニーズクレステッドドッグの散歩

チャイニーズクレステッドドッグ 散歩
チャイニーズクレステッドドッグは、活発で運動も好みます。小型犬ですのでそれほど長時間の散歩は不要ですが、毎日30分程度の散歩をしてあげるといいでしょう。防寒、ケガ予防、紫外線による皮膚の乾燥を防ぐ意味で外出時はその時期の気温にあった洋服を着せてやるとよいでしょう。

チャイニーズクレステッドドッグの室内で飼うにあたって気になること

チャイニーズクレステッドドッグは特にへアレスタイプの場合、皮膚の防御機能がないため、室内にいてもケガをしやすいので要注意です。室内環境はクッション性のあるものを床に敷く、先の尖ったものは置かない、等の工夫が必要です。温度管理もシビアな犬種ですので、エアコンで温度管理をするのは大切ですが、エアコンの風が直撃するような位置に居場所を設定しないように注意が必要です。

チャイニーズクレステッドドッグの子犬の時の大きさや体重

チャイニーズクレステッドドッグの子犬の体重は、出生時は90~120gくらい、生後2か月で800gくらい、生後3か月で1kg~3kgくらいです。個体差があり、へアレスタイプよりパウダー・パフタイプの方が大きくなりやすいようです。

チャイニーズクレステッドドッグの成犬の時の大きさや体重

チャイニーズクレステッドドッグの成犬のサイズは、体高23~33cm、体重5.5kgとされています。パフタイプの雄だと、10kg近くまで大きくなるものもいるようです。

チャイニーズクレステッドドッグの吠え声の大きさなど

チャイニーズクレステッドドッグはあまり無駄吠えしない犬種だといわれています。吠えるというよりは喋るという飼い主さんが多いのは、吠えない犬として有名なバセンジーと近縁だという証拠かもしれませんね。

チャイニーズクレステッドドッグの餌について

チャイニーズクレステッドドッグ 餌
チャイニーズクレステッドドッグのフードは、一般的な総合栄養食を与えます。他の犬種と比較して肥満傾向は少ないようで、他の犬種と同量のフードを与えていても、排せつする量がチャイニーズクレステッドドッグの方が多い傾向です。

チャイニーズクレステッドドッグのかかりやすい病気

チャイニーズクレステッドドッグ 病気
チャイニーズクレステッドドッグのかかりやすい病気は、後ろ脚の血管の異常により痛みが出たり足を引きずったりするレッグペルテス症、心臓疾患などです。特に他の犬種と違うのは、被毛がない分、切り傷などのケガや皮膚疾患が多いということでしょう。服やスキンケアなど、飼い主ができる部分はしっかりケアしてあげたいですね。

チャイニーズクレステッドドッグってどんな犬?まとめ

チャイニーズクレステッドドッグ 画像
チャイニーズクレステッドドッグは世界で最も人気のあるへアレスドッグです。被毛の生え方や色など、様々な組み合わせがあり、同じ犬はどこにもいません。毛皮を着ていない分、日ごろのケアには気を使いますが、見方によっては、季節ごとに色々な洋服を用意したりして、一緒にお洒落を楽しめる犬種ともいえるかもしれませんね。

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フレンチブルドッグ「うた」の飼い主で本メディアの管理人。 フレブルというトラブルの多い犬を育てながら、困った時にネットで検索するも、どのサイトも同じ事しか書いておらず、あまり役に立たない事に気づきました。そこで、犬を飼っている方、獣医さん、ドッグトレーナーといった犬との触れ合いがある方だけで、犬の飼い主にとって本当に役立つ情報を発信したい!という想いで「犬の教科書を作ろう」を発足。